ぶらり旅(②)

弁護士中村です。ぶらり旅①の続きです。

2日目の朝は、隣のブースの人のイビキで4時30分頃に目が覚めました。もの凄い音でした。

イビキがうるさくてもう一度寝ることは不可能だろうと思われたので、あきらめて起きることにしました。シャワーを浴び、ドリンクバーのオニオンスープを飲みながら、今日はどこに行くかを考え、とりあえず電車に乗ることを決めました。

朝6時にネットカフェを出て、コンビニでオニギリを買った後、浜坂行きの電車に乗り込みました。オニギリを食べながら、電車に揺られ、40分程度で浜坂駅につきました。浜坂駅について、びっくりしたのは家庭裁判所の出張所があることです。私が仕事で利用することはないでしょうが、どれくらい利用されているのか気になります。

駅前の個人商店で駅弁を買い、ベンチで食べながら、浜坂は温泉が有名だということなので、一つくらい入りたいなと思い、駅から少し離れた「ゆ~らく館」に向かいました。

国道47号線沿いに徒歩で移動し、特に迷うこともなく午前9時頃についたところ、ちょうど営業を開始したところで、一番風呂でした。開放感のある露天風呂で、鶯色のお湯につかり、温泉を満喫しました。

温泉から出た後、従業員の方から湯村温泉にも泉質は負けていないと思っているという話を聞き、駅までついでに車に乗せていってあげるというのを丁重にお断りし、「ゆ~らく館」を跡にしました。やっぱり、旅はなるべくゆっくりと歩かないといけません。

浜坂駅に戻り、駅前の個人商店で肉巻きオニギリと饅頭を購入し、豊岡駅に向かいました。電車の中で肉巻きオニギリと饅頭を食べながら、豊岡駅は近畿タンゴ鉄道が通っているから、まず、天橋立に行き、舞鶴で宿泊することを決めました。

豊岡駅に着くとちょうど12時頃だったので、昼食にしようと思い、駅前の商店街の定食屋に入り、出石風皿そばというのを食べました。量・味ともにお勧めです。

昼食をとってから、近畿タンゴ鉄道に乗り込み、天橋立へ。天橋立は有名な観光地ということもあって、観光バス、観光客でいっぱいでした。まずは名物をと思い、智恵の餅とちくわを食べて、「また覗き」で有名な笠松公園へ徒歩で向かいました。途中で、カップル等から、カメラマンを頼まれつつも、笠松公園に到着し、絶景を楽しみました。

笠松公園から天橋立駅へは、みたらし団子を食べつつ、また徒歩で移動し、駅前の立ち寄り湯で汗を流しました。立ち寄り湯は、観光客でいっぱいで、ゆっくり入ることはできなかったのが残念でした。

天橋立から再び北近畿タンゴ鉄道に乗り、西舞鶴駅に到着したのは午後7時くらいで、あたりは真っ暗でした。すぐにビジネスホテルに荷物を置き、舞鶴名物の肉じゃがを食べるために店を探しました。舞鶴名物と宣伝されているわりには、店が少なかったです。

駅のそばに、「肉じゃがピザ」や「肉じゃがオムライス」のメニューがあるお店があったので入り、散々迷ったあげく、「肉じゃがオムライス」を頼みました。昔だったら両方頼んでいたと思います。

肉じゃがオムライスは、ご飯の上に濃い目の肉じゃがをかけ、その上から卵をのせて、さらに肉じゃがをかけたものでした。色物でもなんでもなく、美味しかったです。大阪でもどこかのお店がださないでしょうか。

晩御飯を食べた後、スーパーで買い物をしながら、しばらく市内を散策しました。京都地裁舞鶴支部や拘置所等がかたまって駅そばに配置されているのが羨ましかったです。大阪は、駅から遠いですし、拘置所は不便です。

散策から帰った後、特にやることもなかったので寝ました。

ぶらり旅③