先日初めて、書面に確定日付をもらいに公証役場へ行ってきました。
あまり聞き慣れない場所ですが、実は全国に約300ヶ所あります。
役場といっても、ビルのフロアに入っていて、雰囲気は職員室みたいです。
そのフロアには公証人がいます。
交渉人ではありませんよ、公証人ですよ。
公証人というのは、法務大臣から任命された法律の専門家で、長い経験を積まれた元裁判官や元検察官の方が多いようです。
法律に従って文書を作成したり、依頼者の希望を元に遺言書を作成したりします。
簡単に言うと、「高い証明力を文書に持たせることの出来る立会人」というところでしょうか。
法律行為に関する文書や特定の事実を証明する文書では、その文書の作成日が重要になることがあります。
もし万が一、作成日の変更がおこなわれ、トラブルになっては大変です。
そうならないために、その日にその文書が存在していた事を証明してくれるのが確定日付です。(ただし、内容が正しいかどうかは証明してもらえません。)
書類を持って行くと、押印してくださいます。
費用は1件700円です。
公証人の名前がそのまま役場の名前になるので、仮にお名前が山田太郎さんだとすると・・・
「山田太郎公証役場」という印が押されるので、ちょっと面白いですよね。
(事務局Ⅰ)